-ウルスラグナ-


News Overview Requirement License Download Setting Contact

News


2023年6月12日  NHKとRATHで共同開発した放送業界向けリモートデスクトップ「NW Remote」を「NHK Tech EXPO 2023」で「“どこでも編集” システム」として展示しました

Overview

Verethragna(ウルスラグナ)は遠隔でパソコンを操作できるWindows用リモートデスクトップです。
画面転送、音声伝送、マウスとキーボードによる遠隔操作、暗号化通信、パスワード認証、マルチモニターなどに対応しています。

映像圧縮アルゴリズム ・・・ VP8
音声圧縮アルゴリズム ・・・ CELT
通信プロトコル ・・・ TCP/IP
暗号化アルゴリズム ・・・ Blowfish 256bit
画面キャプチャー ・・・ Desktop Duplication API(Direct3D)

画面転送の最大解像度は4800x2700です。
動作環境次第で120fps以上のフレームレートを出すことができます。
クラウドを利用せずローカルネットワーク内のみで完結する非常にセキュアな構築が可能です。

本来はAIの強化学習用途として開発されたためAIが演算で利用するGPUには極力負担をかけずCPUでの処理に特化させています。

Requirement

OS ・・・ Windows 11 / 10
CPU ・・・ Intel Core i5 / AMD Ryzen 5
Memory ・・・ 1 Gbyte
Network ・・・ 100 Mbps

License

・本ソフトウェアは個人でのご利用に限り無償です
・全ての権利等は「RATH Inc.(以下権利者)」に帰属します
・如何なる被害損害等が発生した場合も権利者は一切関知しません
・権利者が不適当と判断した場合はご利用を禁止することがあります
・本規約は事前の予告無く権利者により変更されることがあります

  ※法人でのご利用については「Contact」よりお問い合わせください

Download

Ver 0.8.32023-10-02Tips
Ver 0.8.22023-09-26Tips
Ver 0.8.12023-08-24Tips
Ver 0.8.02023-08-02Tips
Ver 0.7.02023-05-02Tips
Ver 0.6.32023-04-15Tips
Ver 0.6.22023-03-22Tips
Ver 0.6.12023-02-23Tips
Ver 0.6.02023-02-08Tips

Setting

1.ダウンロード&インストール

配布ファイルはZIP形式で圧縮されており以下のファイルが含まれています。

・verethragna.exe
・readme.txt

システムドライブが「C」の場合は「c:\verethragna\verethragna.exe」と配置するのがお勧めです。
「Program Files」「マイドキュメント」「デスクトップ」「ダウンロード」などのフォルダ内では、システム権限やログインユーザー権限の影響があるため、正常に動作しない時がありますのでご注意ください。
また、サーバーとクライアントのVerethragnaのバージョンは同じバージョンをご利用ください。

2.起動

「verethragna.exe」を実行します。

3.遠隔操作される側(サーバーモード)

「Mode」で「Server」を選択します。
待機するTCPポート番号を「Port」に指定します。
パスワードを指定する時は「Password」に入力します。



「OK」ボタンを押下すると接続待機の状態になります。



初回はファイアウォールの設定が表示されますので許可してください。
もし表示されない時は手動にてファイアウォールの設定が必要になります。

待機状態ではタスクトレイにアイコンが表示されます。
アイコンを左クリックするとダイアログが表示されます。
アイコンを右クリックするとメニューが表示されます。
またダイアログのメニューバーを右クリックしてもメニューが表示されます。
終了する時は「Quit」を選択してください。

4.遠隔操作する側(クライアントモード)

「Mode」で「Client」を選択します。
接続するIPアドレスを「IP」、接続するTCPポート番号を「Port」に指定します。
パスワードを指定する時は「Password」に入力します。
暗号化通信を有効にする時は「Encrypt」を「On」にします。



「OK」ボタンを押下すると接続状態になります。



タイトルバーで右クリックするとメニューが開きます。
メニューでは以下の項目が選択可能です。

・Remote Control(遠隔操作)
・Enlarge Video(拡大表示)
・Sound(音声伝送)
・Video Quality(画質)
・FPS(上限FPS)
・Monitor No(接続モニター番号)

Shift + Ctrl + Alt + F11で全画面ウィンドウになります。
再度Shift + Ctrl + Alt + F11で通常ウィンドウに戻ります。

5.コマンドラインオプション機能

ショートカットやコマンドラインで起動オプションを指定可能です。

・起動メニュー

	/servermode
	 サーバーモードを選択した状態で起動

	/clientmode
	 クライアントモードを選択した状態で起動

	/autostart
	 選択したモードで自動起動

	/ip:<IPアドレス>
	 接続先IPアドレス

	/port:<TCPポート番号>
	 接続先TCPポート番号、待機TCPポート番号

	/password:<パスワード>
	 パスワード

・サーバーモード

	/mic
	 マイクの音声を伝送

・クライアントモード

	/fps:<上限FPS>
	 上限FPS(既定値:60)

	/monitor:<モニター番号>
	 接続モニター番号(0:Primaty)

	/enlargevideo:<値>
	 拡大表示(0:無効、1:有効)

	/remotecontrol:<値>
	 遠隔操作(0:無効、1:有効)

	/sound:<値>
	 音声伝送(0:無効、1:有効)

	/encrypt:<値>
	 暗号化通信(0:無効、1:有効)

	/videoquality:<値>
	 画質(1~8、既定値:4)

	/soundcache:<値>
	 音声キャッシュ(10~3000、単位:ミリ秒、既定値:100)

(例)verethragna.exe /clientmode /ip:192.168.0.1 /port:2048 /sound:0

6.ログ機能

「verethragna.exe」と同じフォルダに「log.txt」を作成しますと起動や接続などのログが出力されます。







Verethragna